土山城

土山氏	この城は文明年間（1469〜1487）音羽城主頓宮四方介利盛の次男、土山鹿之助盛忠の築いた城である。土山鹿之助●甲賀武士五十三家のうち特に二十一家の武名を仰いだ武将であった。 　天正10年（1582）土山左近大夫盛綱に至り、織田信長の家臣、瀧川一益のために滅ぼされる●●子孫相継いで本城の領主であったが之により、一時瀧川氏の有に戻っている。 　本城の規模は、東西60ｍ南北50ｍの本居跡を有する●広大な空堀や土塁を巡らす住居跡があり、古城の名残り偲ばれる。